1.  ソースコード

現行のLyXリリース(バージョン2.4.2)のソースは、tar.gz形式のものがここにあります。また、その署名ファイルはここにあります。 パッケージはtar.xz形式でも利用可能です。その署名ファイルがここにあります。

「ソースコード」の意味するところがわからない場合には、Wikipediaの記事をご覧ください。tarballが正しいかどうかシグニチャを使って確認する方法は,ここにあります。

2.  LyXインストーラー(バイナリ版)

各基本ソフトウェアにLyXを導入するためのバイナリ版は、下掲もしくはFTPサイトで取得できます。これらのバイナリもGPG署名されています

2.1  Windowsバイナリ(Windows 7 以降)

注意LyXをWindowsに導入する前に、まずTeX頒布版を導入する必要があります。そのやり方についての詳細は、LyX wiki上のこのページをご覧ください。

Windowsインストーラー(64 bit):LyX-242-Installer-1-x64.exe (~57 MB) (GPG署名)

Cygwin用バイナリ:lyx-2.4.2.1-cygwin.tar.gz (~58MB) (GPG署名)

上記のリンクが機能しない場合には、このミラーを試してみてください。もしダウンロードがあまりにも遅い場合には、あなたの所在地に近いどれか他のミラーを試してみてください。

2.2  Mac OS Xバイナリ

Mac OS X用 LyX は、LyX-2.4.2.1+qt5-x86_64-arm64-cocoa.dmg にあり、そのGPG署名はここにあります。

LyXの導入前に、MacTeX などのTeXシステムを導入する必要があります。

また,OSXの最近のリリース(Venturaなど)には,LyXが必要とするPythonインタープリタが同梱されなくなりました.Pythonの導入の仕方については,このページを参照してください.

上記のリンクが機能しない場合には、このミラーを試してみてください。もしダウンロードがあまりにも遅い場合には、あなたの所在地に近いどれか他のミラーを試してみてください。

Mac OS X Mountain Lionでは、次のようなエラーメッセージが表示されます。 "LyX" can't be opened because it is from an unidentified developer. 回避策については、こちらの説明をご覧ください。

導入に関する詳しい情報については、LyX/Mac wiki ページを参照してください。


Homebrew:Mac OS XにLyXを入れる選択肢として、Homebrewパッケージマネージャを使って導入する方法があります。現在、パッケージされているバージョンは、ここ をご覧ください(Homebrewは内部的に.dmgバイナリを使用しています)。

2.3  Linuxバイナリ

主なLinux頒布版は、独自にLyXバイナリの手配をしているので、LyXは各頒布版のリポジトリに入っています。お使いの頒布版についての詳細は、LyX wikiをご覧ください。

それぞれのLyX頒布版のLyXのバージョン(元々の頒布版に同梱されているもの)は、下記のスニペットに表示されています。これらは通常、試験用・不安定系列のリポジトリから検出されています。詳細なリストについては、こちらをご覧ください。

Debian: Debian Unstable package Arch: AUR package Fedora: Fedora Rawhide package openSUSE: openSUSE Tumbleweed package
Mageia: Mageia Cauldron package Gentoo: Gentoo package PCLinuxOS: PCLinuxOS package Slackbuilds: SlackBuilds package
MacPorts: MacPorts package Haiku: HaikuPorts master package OpenBSD: OpenBSD port FreeBSD: FreeBSD port

2.4  Chrome OS

Chrome OS上でLyXを走らせることが,Debian Linuxの仮想マシンを実行することで可能となります.LyX Wikiの解説ページをご覧ください.

2.5  OS/2バイナリ

LyXには、OS/2用の非公式移植版があります。バイナリはここにあります(LyX 2.0.7)。報告によれば、2.3.7もOS/2でコンパイルすることができます。

2.6  Haikuバイナリ

LyXには、Haiku用の非公式移植版があります。バイナリ(2.1.x, 2.0.0, 2.2.3, 2.3.6)はHaikuパッケージリポジトリにあります。

3.  追加ソフトウェア

インストーラやパッケージを使用しないでインストールする場合には、いくつかの追加ソフトウェアをインストールする必要が生じるでしょう。

4.  バージョン番号

LyXバージョン番号の割り当て方には、一定の規則があります。詳しくは、このページを参照してください。

5.  以前のバージョン

6.  ミラー

万一私たちの既定サーバ(在仏)が混雑していたりダウンしていたりする場合には、以下のFTPミラーをご使用ください。 ftp://ftp.lyx.orghttps://ftp.lip6.fr/ は、どちらも同じプライマリサーバを指していますが、ダウンロードしたファイルの署名を積極的にチェックしているのでなければ、httpsプロトコルを使用したほうがよいでしょう。

私たちは、ミラーサイトの内容については直接コントロールできる立場にないので、ダウンロードしたファイルがプライマリサイトのものと同一であることを確認するために、これらのファイルの署名をチェックすることが望まれます。

7.  チェックサム及び署名

私たちはGPG署名付きのtar圧縮ファイルとバイナリを提供しています。これは、ダウンロードしたパッケージの整合性をユーザーがチェックできるようにするものであり、FTPサーバー上のバイナリやお使いのコンピューターに届いたバイナリが何者によっても改竄されていないことを保証するものです。私たちのGPG鍵IDは、0xDE7A44FAC7FB382D(LyX Release Manager)です。署名はtar圧縮ファイルバイナリの横にあります。

  • GnuPGで、私たちの鍵を初めてインポートするには、
    gpg --recv-keys FE66471B43559707AFDAD955DE7A44FAC7FB382D

としてください。

注意: この完全な指紋を使うように注意してください。短い指紋の偽装バージョンがすでに出回っていて、偽物を新しく作ることも簡単なのです!

  • その後、tarballを検証する必要があるごとに
    gpg --verify lyx-2.4.2.tar.gz.sig

として、署名を検証してください(他の署名ファイルについても同様)。「Good signature...」という文字列が出るかどうかに注意してください。

8.  開発版

これらは、普段の仕事には決して使用しないでください。これらは、試験と開発の目的のためだけのものです。